
適格年金のやめ方
2012年3月までに適格年金は法令廃止!
退職金=適格年金の”隠れ債務をどう解決する?
導入モデルでわかる!いつ?どうやって?どんな制度に移行できるか?
確定拠出年金?確定給付年金?中小企業退職共済?最適な移行制度の選択はどうやるか?
森田朋宏
1966年福岡県出身。大阪外国語大学(現 大阪大学)卒。
大手出版社を経て、1995年新経営サービス入社。主に人事制度策定、財務体質改善、そして退職金制度の改定・運用支援を中心に、コンサルティング活動、セミナー講師、執筆活動を展開。
著書に『中堅・中小企業のための退職金制度改定・運用マニュアル』(アーバンプロデュース社)。
その他『人事マネジメント』『日経ベンチャー』等に寄稿。
- ●はじめに
- ●ポイント解説
- 適格年金2012年問題とは?
- 適格年金移行先制度とは?
- 確定拠出年金への移行の構造
- 確定給付企業年金への移行の構造
- 中小企業退職金共済への移行の構造
- ●Part1 こうして適格年金をやめました
- ・事例1 TH社の場合
- 1.企業プロフィール・現行退職金制度
- 2.改革に着手した背景、経緯
- 将来の負担増がどうなるのか?
- 適格年金の財政再計算の結果は?
- 給与と退職金の「関係」はどうなっているか?
- 3.現状からみえてきた課題
- 負債をどう正しく認識してもらえるか?
- 現行制度と債務構造を明確にする
- 4.改革方針
- 退職金制度の改革の方向性とは?
- 退職金のポイント制とは?
- 退職金ポイント制のどこが良いのか?
- 退職金制度改革の実務的課題とは?
- 適格年金廃止、移行先の新制度とは?
- 5.移行先制度はどれが最適か?
- 確定給付企業年金と確定拠出年金
- 確定拠出年金と退職金との関係
- 確定給付企業年金と適格年金はどこが違うのか
- 中退共のメリット・デメリットは
- 各制度の社員への影響度は
- 6.債務処理と資産分配
- 制度の移行にあたっての留意点は
- 確定給付企業年金は債務が膨らむ?
- 中退共と積立不足?
- 「中退共個別キャッチアップ方式」とは?
- 適格年金の資産を個人別に分配する方法は?
- ・事例2 MY社の場合
- 1.企業プロフィール・現行退職金制度
- 2.改革に着手した背景、経緯
- プロジェクトの編成
- 3.退職金改革プロジェクトスタート
- 現状の問題点を整理【プロジェクト1回目】
- 年功度の強さ
- 適格年金の積立過剰
- 年金受給者の受給権
- 責任準備金
- 確定拠出年金について
- 確定給付企業年金について
- 経営リスクの面から
- 従業員の所得保障の面から
- 費用の負担、債務の償却方法の検討【プロジェクト2回目】
- モデル給付額
- 設計内容
- 掛金の比較
- 退職給付債務の比較
- 確定給付企業年金の財政検証ルールとは
- 確定給付企業年金の弾力償却
- 退職給付会計の処理
- 財務面のまとめ
- 積立過剰をどう処理するか【プロジェクト3回目】
- 適格年金のフルファンディング
- 適格年金の給付減額
- オーバー分をどうするか
- 適格年金の分配基準
- 確定給付企業年金への移行方法
- 年金受給者への対応【プロジェクト4回目】
- 年金受給者への一時金清算
- 閉鎖型適格年金
- 年金受給者への影響(まとめ)
- まとめ
- 確定拠出年金を導入する意義
- 運営コストの比較
- 方針決定
- 現状の問題点を整理【プロジェクト1回目】
- ・事例3 DL社の場合
- 1.企業プロフィール・現行退職金制度
- 2.改革に着手した背景、経緯
- 社長方針を受けて
- 3.社内ミーティング…どう合意形成を図るか?
- 人事部 起つ!
- 前払い退職金の最大の問題点
- 成果主義色を強められる?
- まず中退共と退職金の前払いを計画
- 思わぬ人事異動を乗り越えて
- 半年後、ミーティングでの討議
- 前払いの是非
- 前払い退職金は会社にとって負担増
- 社員は前払い退職金をどう受け止めるか?
- 年金のニーズ
- 確定拠出年金と前払い退職金の選択制
- 人事制度との整合性
- 複数制度による組み合わせ案
- 確定拠出年金の想定利回り2.5%とした場合
- 適格年金の解約と移行について
- 確定給付企業年金について
- 長期勤続者への加算
- 3本立て制度
- 新旧シミュレーション
- 財務面の影響
- 老後資産づくりのバックアップ
- 前払いと後払い
- 確定拠出年金の特徴
- ・事例1 TH社の場合
- ●Part2 制度改革を成功に導く7つのステップ 解説編
- <1>自社制度の特徴はこうしてつかむ
- 算定ルールをつかむ
- (1)勤続年数別定額制
- (2)最終給与比例方式
- (3)(基礎額)テーブル方式
- (4)ポイント方式(点数方式)
- 退職一時金と適格年金との関係
- 最終給与比例方式の問題点
- モデル支給額を出す
- 社員構成をつかむ
- 定年退職金の発生額を予測する
- 算定ルールをつかむ
- <2>隠れ負債はこうしてあぶり出す
- 債務認識は不安払拭の第一歩
- 退職給付債務の把握の仕方
- 年金資産はどれくらいか ~適格年金財政をチェックする~
- 退職給付債務は決算書にどう影響するか
- 二重債務の構造に惑わされない
- 中小企業版 退職給付会計のガイドライン
- <3>改革方針はこう掲げる
- 方針の大切さ
- 退職金制度に積極的な意味を持たせる
- 3W2Hで考える
- 社員からみた退職金制度を考える
- 財務面から見た改革方針
- (1)キャッシュフロー
- (2)許容コストの把握
- (3)後発債務のリスク
- <4>間違えない制度選び
- 1.そもそも適格年金とはどんな制度だったのか?
- 適格年金の特徴
- 適格年金の問題点
- 2.中小企業退職金共済制度(略して中退共)
- 中退共の特徴
- 中退共の給付算定のしくみ
- 適格年金からの移行の基本
- 適格年金からの移行の注意点
- 中退共の制度リスクを知る
- 3.確定拠出年金
- 確定拠出年金のしくみ
- 企業型確定拠出年金の特徴
- 対象者について
- 適格年金から確定拠出年金への移行
- 確定拠出年金規約の加入形態について
- 適格年金から確定拠出年金への移行スケジュール
- 4.確定給付企業年金
- 確定給付企業年金の財政検証
- 確定給付企業年金の特徴(主に適格年金との違い)
- 確定給付企業年金の財政
- 掛金の種類と過去勤務債務の償却方法
- 確定給付企業年金の簡易基準について
- 適格年金から確定給付企業年金への移行にあたっての注意点
- 5.適格年金を解約する
- 6.堂々巡りから脱するために
- 1.そもそも適格年金とはどんな制度だったのか?
- <5>年功重視型から実力主義制度に切り替える
- 1.人事制度との連動性
- 最終給与比例方式を見直す
- 退職一時金制度におけるポイント制
- 2.中退共を実力貢献型にする
- 中退共掛金の活用例
- 中退共の掛金コストの計算
- 3.確定拠出年金を実力貢献型にする
- 確定拠出年金の設計の基本
- 想定利回りの設定
- 確定拠出年金の掛金コストの計算
- 4.確定給付企業年金を実力貢献型にする
- 5.複数の制度を組み合わせる
- 1.人事制度との連動性
- <6>移行シナリオの描き方
- 1.移行の基本ステップ
- 2.新制度への橋渡し方法の違い
- 3.年金受給者の取り扱い
- 年金受給者からみた改革
- 4.移行シナリオの作成
- <7>納得を得るためのプロジェクト・マネジメント
- 1.火付け役不在では改革機運は生まれない
- 2.改革のタイミングの見極め
- 3.プロジェクトをどう組むか
- 4.金融機関をどう選ぶか
- 確定拠出年金の運営管理機関
- 確定給付企業年金の総幹事機関
- 5.社員説明会を催すにあたって
- <1>自社制度の特徴はこうしてつかむ
- ●Part3 資料編
- <1>利率表
- (1)終価率表
- (2)年金終価率表
- (3)現価価率表
- (4)年金現価率表
- <2>実行チェックシート
- <3>退職金規程サンプル
- <4>確定拠出年金規約サンプル抜粋
- <1>利率表