消費動向調査から、消費者の2008年の暮らし向きに対する消費者意識の、月次での推移を見てみる。
景気指標などを見ると、2008年後半から、世界的に景況状況は極端に落ち込んだが、消費者の意識で見ると、やはり悪くなる、という方向に推移しつつあるが、その変化は急激なものではなく、漸進的なものとなっている。
暮らし向きが「良くなる」「やや良くなる」は、合計しても殆どの月で3%に満たない。
「変わらない」については、08年前半では40%台だったものが、30台半ばまで落ち込んでいる。
「やや悪くなる」「悪くなる」を合計した数値は、08年当初から50%前後であり、6月以降60%を越すが、後半に極端に伸びるというわけではない。
多くの消費者にとって、08年は、最初から最後まで「暮らし向きはこれから悪化する」ということが共通認識となっており、現実のそれは、強度については予想外の厳しさではあったけれども、悪化することそれ自体は、ある程度予測の範囲内だったと言えるかもしれない。

資料:内閣府「消費動向調査(平成20年)」月次調査より、日本生活設計が加工
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