サブプライム住宅ローン焦げつき問題
米国のブッシュ米大統領は、先週末の31日に低所得者向けサブプライム住宅ローンの対策を発表。これを受けて、東京証券市場では日経平均株価は終値で前日比415.27円高の1万6,569.9円と高値引けとなった。
中低所得者の住宅ローンの債務保証、悪質住宅金融会社の摘発強化などブッシュ米大統領の発表内容は、「市場の失敗」に対する政府の断固とした介入姿勢を示しただけで、今ひとつ具体的な実施プランは明確ではない。
31日のヤフー・ニュース掲載の時事通信は、「経営難に陥っている住宅ローン会社や金融業界への公的支援などは盛り込まれず、信用不安沈静化への効果は限定的と言えそうだ」と批評。
市場の心理は、まさにサブプライム住宅ローン情報に一喜一憂、激しい値動きを繰り返す状況に陥っている。
英フィナンシャル・タイムズ(NIKKEI NET掲載)は、「仕組み債頼みアジアの銀行」(8月30日)という中で、「アジアの銀行が、米国の信用力の低い個人向け融資(サブプライムローン)を裏づけにした証券化商品を相当額抱えている」ことを指摘している。
このなかで、「中国国有の大手商業銀行、中国銀行はサブプライムローン関連の金融商品への投資が100億ドル近くに達していることを明らかにした。日本の大手銀行の投資額は50億ドル規模。シンガポールや韓国の銀行も債務担保証券(CDO)などに多額の資金を投入してきた」と報じている。





年金お助けBOOK 2008-2009年版
適格年金のやめ方