★昨年12月から5千万件の宙に浮いた年金記録になんらかの結びつきの可能性ある年金受給者と加入者に郵送された「ねんきん特別便」。いよいよ、08年4月2日は、その他の年金記録のあるこの国の居住者全員に郵送となった。その数、約7000万件といわれている。社会保険事務所では、相談体制を強化。4月~6月は9日間の次ぎの休日相談を増やす。4月は13日(日)・29日(火)。5月は3日(土)・11日(日)・24日(土)・25日(日)・31日(土)、6月は21日(土)・22日(日)。
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★福田首相の陳謝「過分な期待を持たせたという意味で、おわび申し上げねばならない」。舛添厚労相の謝罪「バラ色の夢を与えたことを謝罪し、政府、与党として国民に謝らなければならない」。以上は4月7日参議院予算委員会で民主党の内藤正光氏の質問、「(政府・与党は)3月末に解決するという公約を破った」に対するご両人の返答であった(共同通信ネット記事より)。「過分な期待」、「バラ色の夢」とは、なんとも、消えた年金記録問題に抱く国民の年金心情を理解しない不遜な答弁である。
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★マイナス▲9.74%は、格付投資情報センター(R&I)が発表した2007年度末(07年4月~08年3月)通期の確定給付企業年金である厚生年金基金や企業年金基金の運用実績である。02年度末マイナス▲12.15%であるから、5年振りのマイナス運用となる。
しかし、企業年金の制度運営に負う会社の経営上のマイナスは、マイナスは9.74%+3.5%、▲13.24%ぐらいのダメージと見ておきたい。
続きを読む "企業年金運用、マイナス▲9.74%をどう見るか?" »
★企業年金連合会で過去の中脱者年金の未請求不払いが判明したのは07年9月であった。「今年(08年)2月末現在、減少したのは16万に過ぎない。124万人の未請求者のうち住所不明者が約90万人」と言うのは、企業年金連合会専務理事・矢野朝水氏(「年金情報08年4月7日号」)である。
続きを読む "企業年金不払い124万人、うち住所不明者90万人" »
★はじめからそういう指示をだしていればいいものを、ようやくにして、「福田康夫首相は13日、伊藤達也首相補佐官と首相公邸で会い、年金記録不備問題をめぐり、市町村などが保管する古い紙台帳を含めて実態把握を進めるよう指示した」と、13日「共同通信」配信記事が伝えている。
続きを読む "ようやくにして年金紙台帳との突合開始か?" »
★2007年度末の投資信託の概況データが投資信託協会から発表されている。日経新聞4月15日が2000年のITバブル崩壊以来「株式投信残高7年ぶり減」「株安受け運用悪化」と報じている。07年度末の株式投信の純資産残高57兆7千億円(対前年2.8%減)、07年度はマイナス13兆2千億円。公社債投信を含めた投信全体の07年度末の純資産残高は69兆7千億円(対前年比3.8%)。ニッポンの個人金融資産1500兆円の約5%ということなる。
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★信託銀行各行が06年度末に行った市場指標の07年度末予想結果を、「年金情報」(08年4月7日号、R&I発行)が掲載している。国内株式相場18,800円~20,500円の予想は、結果12,525円、想定上下レンジを6千円強も下回る。10年国債利回りは、1.4%~2.4%、結果は1.275%、これまた大はずれ。円/ドル相場の07年度末は99.35円であったが、信託5行108円~129円と予想。惨憺たる予想結果であった。やはり「ヨソウ」は逆から読むものなのか?
続きを読む "プロの運用機関も「ヨソウ」は「ウソヨ」か?" »
★厚生労働省は16日、パートなど非正規労働者の国民年金保険料を給与から強制天引きする制度改正を思いついたようだ。国民年金1号被保険者1900万人、うち過去2年間の保険料未納者は約481万9千人。納付率は60%となっている。その中には、厚生年金の適用外となっている非正規労働者(臨時・パート)、約140万人が占めている。この層から強制徴収すれば、納付率改善につながると、またしても、安易な政策立案にあいなったわけだ。
続きを読む "パート、非正規労働者から強制天引きの過酷" »
★厚生労働省の思いつき案である「パート、非正規労働者からの国民年金保険料強制徴収案」は、この人々からの大きな憤激にあうのは火を見るよりあきらかである。厚生年金の適用外となっている非正規労働者(臨時・パート)の数、厚労省は約140万人という。ほとんど多くが年収300万円以下の1740万人(勤続1年以上、男女計)に含まれることが推定できる。
続きを読む "パート・非正規労働者の未納者の所得階層とは?" »
★政府与党と厚労省の一部に、少額年金受給者に年金補給案が浮上している。これは後期高齢者医療保険負担増への75歳以上の老人の憤激鎮静化案でもあるのであろう。
まず、国民年金1号と被扶養配偶者である3号と呼ばれる年金額の実態を見てみよう。平均年金月額は、約5万2千円。生活保護給付の高齢者世帯に支給される生活扶助費約6万円にも及ばない。生活保護住宅扶助費約2万円を加えた7万円はほぼ満額の国民年金を超えている。
続きを読む "国民年金、43%が月5万円以下の年金" »
★国民年金の老齢基礎年金は、全国民共通の最後のセイフティーネットである。加入者の保険料が3分の2、税金3分の1、さらに厚生年金と共済年金から拠出金で賄われている。
勤労者は厚生年金保険料に国民年金保険料が含まれているが、自営業者やパート、非正規労働者は自発的な納付が定められている。この自発的納付が負担困難から自発的未納40%となっている。さらに国民年金は全国民共通としながらも、43%が月5万円にも満たない少額年金である。ここから、この制度の安定強化、再構築が緊急の課題となっている。日経新聞4月23日号が「基礎年金8案が『税方式』」という記事で、国民年金税方式か?現行の社会保険方式か?各界の提案をまとめている。
続きを読む "国民年金、税方式か?現行の社会保険方式か?" »
★約152兆円という巨額な資産である国の年金積立金。これは厚労省の管轄のもとで運用されている。その資産配分構成は、日本債券67%、国内株式11%、外国債券8%、外国株式9%、短期資産5%。資産全体の合計平均の期待収益率3.37%、リスク5.55%。それぞれ、国が推定している資産ごとの期待収益率、リスクをまとめておこう。
続きを読む "国の年金資産配分は参考になるか?" »