★5月上旬は大型連休の方もいるので、自らの家計の資産運用を考えてみるのも一計かと、幾つかのデータを提供したい。
<一般的>に運用収益の80%~90%は資産配分で決まる、とは言われている。しかし、これなら絶対に儲かる「資産配分」があるかというと、これは個人なり、機関投資家なりの秘められた<技>ということになるようだ。とは言え、公開された情報はある。
★年金運用の世界は、計画から結果まで比較的に情報公開が進んでいる世界でもある。そのなかでも、貴重かつ参考となるものがある。厚生年金基金や企業年金の運用委託をうけている信託銀行の2008年度の「資産配分計画」が「年金情報」(R&I発行 4月7日NO471)に掲載されている。ここでは、信託銀行5行の平均値を本誌で計算したものを提供したい。

このデータは、信託銀行5行が「全体は標準的な資産配分」ということだから、通常、リスク拒否度(=許容度)はミドルクラス、ほどほどのリスクでほどほどの期待収益率ということになるのであろう。
ただし、ポイントは、次ぎの3点を踏まえて参考にする必要がある。
1>信託銀行の企業年金の資産運用は、歴史40年の老舗の貴重さはあるが、期待収益率を上回った実績は、1995年から過去13年間でも6勝7敗である。
2>企業年金の運用では、予定利率なり期待収益率が政策的に5.5%、4%とか、3.5%と、市場実績に比して高いところにあるために、どうしてもリスク資産(株式など)の配分が高い。
3>リスクデータは過去何年の標準偏差なのかは不明。
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適格年金のやめ方