★3月16日締切、税金の確定申告。「損益通算」の手続きは?と聞くと、意外と皆さん知らない。
誰もが、上場株株式、投資信託、FXで大損、小損をしている2008年であった。
損益通算、損失の繰越3年を活用して、これからの収益の節税ができる。例えば、
①08年▲500万円の損。09年100万の収益が出ても▲500円-100万円=▲400万円で税金はゼロ。
②10年に収益200万円だでても▲400-200=▲200で税金はゼロ。
③11年に収益200万円、▲200万円-200万円=0で税金はゼロ。
続きを読む "投資の損失、確定申告で損益通算手続きを!" »
★多くの企業が業績悪化するなか、社員の多くは将来への不安を心の底で大きなわだかまりとして抱きつつある昨今である。
ライフプラン研修の最近の状況は、40代現役セミナー、58歳以上セミナーと区分する傾向になりつつある。
40代現役セミナーは、これから10年間の最後の稼ぎをどう積み上げるか、その上で60歳時の人生選択をどう準備していくかが主眼におかれる。
58歳以上セミナーは、60歳前後の定年手続きが中心として、継続雇用後の給与と年金の組み合わせ方法が課題であった。リーマンショック後は、同じ会社での継続雇用は少なくなり、ほぼ「定年退職」、「完全年金暮らし」を余儀なくされているのも大方の状況であろう。
しかし、定年退職、完全年金暮らしとはいえ、国の年金は部分年金世代であるから「完全」というにはいささかおぼつかない。60歳台前半、再び働いて稼ぎにでざるをえないのも大方の現実でもある。
先週実施した58歳以上セミナー、リタイアメント準備研修での59歳の方からの質問である。
続きを読む "不況下のライフプラン研修、高年齢雇用継続給付金" »
★確定拠出年金嫌いの朝日新聞が珍しく確定拠出年金レポートをしている。09年3月3日号で「確定拠出年金急増320万人」「個人運用 株安が直撃」という見出しである。しかし、この記事では、日本の企業年金の加入者は一体どのくらいになるのか?その概要が全然わからない。
念のためにその概要をまとめておきたい。すでに2012年3月末に廃止が決まっている適格年金制度約4万社弱、加入者数約500万人を除く分布状況をみておこう。なんらかの企業年金に加入している人は、延べで約1500万人強であるが、実際には厚生年金基金に加入して確定拠出年金に加入、確定給付企業年金と確定拠出年金に同時加入者もいるわけだから、日本の勤労者約6000万人のうち、何割程度が企業年金制度加入者なのかの実数は把握できていない。
続きを読む "企業年金加入者は約1500万人" »
★確定拠出年金の掛金、非課税限度額のアップが検討されている。しかし、そのコンセプトというか目的が今ひとつ明快でないように思う。
現在、厚労省は、企業型確定拠出年金でも個人拠出(企業拠出の掛金とあわせて社員も拠出できる「マッチング拠出」という)の導入を可能にできる税制改正案※を提示している。これで、個人も確定拠出年金資産運用に大いに目覚めて欲しいといった願いもあるのであろう。
確定拠出年金の本質は課税繰り延べメリットである。もし、個人が老後資金として拠出するならばこの非課税限度額を目いっぱい活用できる節税効果は大きい。
※09年3月6日閣議決定によって、確定拠出年金の改正案は実施となった。
続きを読む "オー!ミスマッチング、確定拠出年金掛金改正案" »
★09年4月から年金加入者全員に「ねんきん定期便」が送付される。加入者7千万人の厚生年金、国民年金加入者全員が対象になる。08年度の「ねんきん特別便」は、とりあえずこれまでの記録をお見せしましょうということから始まった通知であった。「ねんきん定期便」は、あなたの年金記録はあなた自身でシッカリ確認し、自身で記録管理して下さい。それは、あなた自身の生活設計の資料でもあります、という意味がこめられている。
★日本の国家年金制度では、制度発足以来はじめての先進的な試みである。本誌では、逐次、「ねんきん定期便」についてのあれこれを追っていきたい。
続きを読む "「ねんきん定期便」が始まる 1" »
★「ねんきん定期便」は加入者・受給者の誕生月に送られてくる。「記録を確認し、漏れや間違いがあれば回答しましょう」と某年金基金の機関誌に書かれていたのには驚いた。この某年金基金のご担当は、08年の「ねんきん特別便」でほとんどの加入者も受給者も、その内容を全く理解しないままに回答書を返送したか、未だ手元にある現実を知らないようだ。
そもそも、自分の年金記録、どこに「漏れや間違い」があるのかを見出すことが、一苦労である。
続きを読む "誕生月に来る「ねんきん定期便」2" »

★「ねんきん定期便」09年4月1日の誕生日の人から順次、送られてくることになっている。A4判の封筒入りで16枚程度の書式が入っているようだ。資料は大量である。
どこをどうチェックするのか?
現物が実際にどんなものなのか?
未だ社会保険庁のネット上でしか閲覧できない。
上記は、あくまでも現段階、発表された内容で想定したものである。
各項目毎に気合を入れてチェックするところはどこか?一覧にしてみた。
項目は次の8点ではないだろうか。
※読者諸兄から本テーマにご指摘アドバイスいただけると幸いであります。
続きを読む "何をどうチェックするのか?「ねんきん定期便」3" »
★「ねんきん定期便」はむずかしい。要は、自分の人生の歩みと年金制度との関わりなのだが、国民年金の1号、2号、3号という加入資格の変遷によって何が、どう変わるのか、ここがむずかしい。社会保険事務所で教わりたいのは、まず、自分のこれまでの加入制度ごとの加入月数である。それが確認できれば、次は「見込年金額」の計算プロセスを把握したい。加入月数、年金計算方法、この2つが把握できれば、個人にとっては、自分の年金、まずは大丈夫と思って良い。
続きを読む "年金を教わりに行く「ねんきん定期便」4" »
★「ねんきん定期便」は09年4月1日から、全被保険者7000万人に通知される。これは、2010年から毎年、各人に通知される。09年版の「ねんきん定期便」は過去の加入履歴、とくに標準報酬額・賞与額・保険料納付額がすべて記録されたものである。以降は、前年度分だけの記録通知、35歳、45歳、58歳という節目の年齢まで、再び過去分すべてが通知されることはない。したがって、09年版「ねんきん定期便」は、本邦初の完全過去記録版であり、永久保存版である。

続きを読む "09年「ねんきん定期便」は永久保存です 5" »
★「年金加入履歴」は09年度の「ねんきん特別便」とほぼ同じであるが、より詳しく親切である。役所の親切、丁寧は、複雑、難解となるのが世の常である。ポイントは、5点あるようだ。

上記は、社会保険庁ホームページで公開された「ねんきん定期便」のパンフレットフォームをもとに、当社で加工作成したものです。
続きを読む "加入履歴、親切だけど複雑難解な「ねんきん定期便」6" »
★5000万件の不明年金記録、今後の解明を進める記録1209万件までにたどりついたとのことである。2006年6月に5095万件あった宙に浮いた年金記録であった。
2008年12月ようやく、そのうち約76%がなんらかの「形」がついたような「感じ」であるが、ちょっと待って頂戴、と言いたい。
実際は社会保険庁による解明にための分類業務が済んだだけのことで、個別的には必ずしも「解決」がついているわけではない。
続きを読む "不明年金記録、未だ解決しているわけではない" »
★通知されてきた「年金加入履歴」は鵜呑みにできない場合がある。宙に浮いた年金記録、消えた年金記録は、あなたの名前、あなたの基礎年金番号などの他に、もう一人のあなたが存在しているケースがあるのである。
続きを読む "加入履歴にない加入履歴を探す「ねんきん定期便」7" »
★過去の給与明細、入社以来保存している人はめったにいない。ライフプラン研修などで、保存していますと手を挙げる人は、ほぼ30人に一人いるかいないかである。この4月から各人の誕生日に送られてくる「ねんきん定期便」、その悩ましい記録は、厚生年金の標準報酬・賞与・保険料納付月別状況(過去のすべての記録)である。

続きを読む "悩ましい報酬記録「ねんきん定期便」8" »
★多くの企業では、社会保険データを永久保存しているわけではない。法律的には、2年間の保管義務しか企業に課せれられていない。
本人が「ねんきん定期便」を会社に持参して、人事部や総務部に「どうもここが怪しい」「この時期、こんな低い給与なわけがない」「調べてください」と訴えたところで、企業には直近数年分(税務上の保管義務7年程度)ならともかく、それ以前、何十年前となると、データや書類を廃棄しているというのが現実である。
「ねんきん定期便」の厚生年金の標準報酬・賞与・保険料納付月別状況(過去のすべての記録)のやっかいな点は、社会保険庁が言うように原則は、「勤務された会社などの事業主からの届出に基づき決定」されていることになっていることである。
従って、本人が疑念を抱き、社会保険庁に訴えたところで、社会保険庁は「会社からの届出の通りだから、会社に確認し、その当時の届出書類の写しを持ってきて下さい」ということになるのであろう。
続きを読む "企業では対応できない「ねんきん定期便」9" »
★個人金融資産のうち16兆1959億円がドット預金に流れた。
3月24日に公表された日銀「資金循環統計」によれば、08年3月末から12月末までのわずか10ヶ月で、現金・預金は775兆円3654億円から791兆5613兆円、約20%増となった。同調査の個人家計部門の資金シフトの実情をみてみよう。
続きを読む "個人の金融資産1433兆5167億円" »
★過去の国民年金納付状況もすべて通知されてくる。09年度の「ねんきん定期便」には、20歳から現時点までの国民年金の加入状況が、社会保険庁でどのように記録されてきたかの「証明書」でもある。
しかし、この「証明書」を個人が解読し、「もれ」や「間違い」を見出すのは、ジョギングしかやったことがない人がいきなりエベレストに登攀せよ!と命じられるようなものだ。
基本的なことだけを把握して、ともかく社会保険事務所に行き、「解読」してもらうことだ。

※日本生活設計2009年度 ライフプラン研修資料より(無断転載禁090325)
上記は、社会保険庁ホームページで公開された「ねんきん定期便」のパンフレットフォームをもとに、当社で加工作成したものです
続きを読む "国民年金の納付状況をどう読むか「ねんきん定期便」10" »
★「日経ヴェリタス」というマネー経済専門のタブロイド版の週刊新聞がある。駅のキオスクの売店、新聞販売コーナーの隅の方にある。滅多には買わないが、月に一度はなぜか買ってみることにしている。プロの機関投資家向けの記事があるかと思うと、「暮らし・資産づくり」といった個人の生活者向けの記事がある。廃刊になった日経金融新聞と雑誌・日経マネーがごちゃまぜになったような、本当は誰に買ってもらいたいのかよく分からない不思議な「経済金融新聞」である。定価500円。一般週刊誌よりは高く、経済週刊誌のダイヤモンド・東洋経済・エコノミストより安い。

日経ヴェリタス 3月22日~28日号の表紙
続きを読む "マネー経済専門週刊新聞、日経ヴェリタスを読んでみる" »
★50歳未満の人には、現時点の加入実績に対応した見込年金額が明示されてくる。
50歳以上の人には、60歳になる将来の見込年金額が明示されてくる。
★09年「ねんきん定期便」のメイン・ディッシュ、実はこの「見込年金額」にあるのではないか思う。「ねんきん定期便」には、あわせて見込額試算シートが付いているので、ご自分で試算することもできる仕掛けになっている。このシート、しかしながら、えらく難解である。頭を抱えてしまう人が多いのではないかと思う。
続きを読む "年金見込額の試算をやってみよう「ねんきん定期便」11" »
★大まかでも良いから見込年金額を試算することを勧めたい。特に、厚生年金の老齢厚生年金額、自分なりの「年金イメージ」をもつことは大切である。「ほぼこの給与水準なら、加入期間35年だと、この程度の年金」というのが「ねんきんイメージ」である。厚生年金の老齢厚生年金額の将来見込額、自分の年収の増減、加入期間増によって、将来額がどう増えていくか、若い人ほど、自分のライフプランニングの一つとして是非やってほしい。
続きを読む "若い人ほど大切な厚生年金の将来見込額「ねんきん定期便」12" »
★誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」、オレンジ色の封筒の人は要注意である。
オレンジ封筒、それは、あなたの年金記録は「正確」なものでないと「社会保険庁では困っている記録」であると思っていただきたい。

続きを読む "オレンジ色の封筒、同封物に注意!「ねんきん定期便」13" »