3月31日雇用保険改正された
★ようやくにして、雇用保険制度が世界同時不況対応版に改正された。施行は09年3月31日。改正点は7点である。ポイントをあげておこう。
詳しくは、厚労省ホームページを参照。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/koyouhoken05/index.html
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★ようやくにして、雇用保険制度が世界同時不況対応版に改正された。施行は09年3月31日。改正点は7点である。ポイントをあげておこう。
詳しくは、厚労省ホームページを参照。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/koyouhoken05/index.html
★誕生月でも「ねんきん定期便」が来ない人がいる。
今日、4月1日生まれ誕生日の人の「ねんきん定期便」は、来年、2010年(H22)3月に送られて来ることになる。
「ねんきん定期便」は、1日生まれの人はその前月に送付することになっているからである。したがって、4月1日生まれの人に限り、約1年待ってから「ねんきん定期便」にお目にかかることになるので注意をいただきたい。
★厚労省は、2009年度(H21)、確定給付企業年金、厚生年金基金の制度設計にもちいる予定利率の下限を告示(3月23日官報告示)。08年度1.4%から1.5%に引き上げた。これは10年国債の過去5年間の平均利回りと過去1年間の利回り、その2つを勘案して決められる。
★毎年度の確定給付企業年金、厚生年金基金の財政検証にもちいる「最低積立基準額」の09年度の予定利率は、08年度2.27%から2.44%に引き上げた。これは30年国債の過去5年間の平均利回りを勘案して決める。
★2009年4月1日実施
★09年3月31日、日経平均株価は8109円で終わった。08年4月からこの1年で35%の下落率。日経新聞4月1日号では、格付投資情報センター(R&I)の約140の企業年金の3月30日時点の運用利回りを掲載している。
★08年度(09年3月末)の運用利回りはマイナス17.4%。「1991年度以降、運用利回りの最低は2002年度のマイナス12.2%」(同紙)であったわけだから、企業年金制度発足以来、最悪のマイナス運用2009年3月末となった。
★「ねんきん定期便」の発送が、今日4月3日から開始されるそうだ。
オレンジの封筒、水色の『年金加入記録回答票』の人は、必ず、「回答」しなくてはならないのが「ねんきん定期便」である。なにがなくとも「回答」をしておくことが肝要。
★水色の「年金加入記録回答票」の人は、58歳になる人や09年版「ねんきん特別便」に回答していない人、さらには「漏れ」や「間違い」の可能性の高い人に送られてくる。
★とくに、58歳になる人は、ここで必ず、「記録」の確認をしておく必要がある。年金請求まで後2年、ここでシッカリ「記録」の整備をしておかないと、「漏れ」や「間違い」、「宙に浮いた記録」を浮いたままで、あなたの年金額は確定される。
★年金問題での民主党の功績は、2007年に5千万件の宙に浮いた年金記録問題を厚労省に白状させたことである。09年4月3日衆議院厚生労働委員会、ミスター年金・民主党長妻昭衆議院議員はこの問題の追及を未だ続行中である。
★基礎年金番号もないために、なんら通知されることもなく放置されてきた記録、311万件あったことが明らかになった。これらは、2009年度の「ねんきん特別便」は送られていない。さらに2009年度の「ねんきん定期便」をどうするかは、現在不明である。
朝日新聞4月4日号によると、基礎年金番号はないが住基ネットなどで、性別、名前、生年月日などがなんらかの形で宙に浮いた記録と結びついた件数は314万件、その内訳は下記の通りである。
・25年以上の加入期間がある人2万5千件
・10年以上25年未満が24万件
・10年未満が287万件
このうち、25年以上の受給権のある2万5千件には通知済であるが、10年以上25年未満が24万件、
10年未満が287万件、合計311万件は未だ手付かずであるとのことである。
★「ねんきん定期便」には、「宙に浮いた記録」で正しい記録に結びつく可能性のある人には、別紙で薄紫の下地の「加入記録に結び付く可能性のある記録のお知らせ」が同封されて来る。「このデータはあなたのものらしきものです。心覚えはありませんか?」というお尋ねである。この履歴が復活すれば、将来の年金が増える可能性があるものだ。
★米国で生まれた401k、確定拠出年金の廃止論が、その米国で論議されているという。
朝日新聞09年4月3日号、浜田記者の「米でほころび、廃止論」というタイトルのレポートである。
米国での401k廃止論のオピニオンリーダーは、テリサ・ガルディッチ教授女史であると紹介している。「401kの仕組みには根本的な欠陥がある」と08年10月の米国下院委員会で証言したという。米国でも日本でも個人裁量で運用する確定拠出年金は、08年9月以降のリーマンショック後、オールマイナス運用状況となっている。同紙からその廃止論のアウトラインをまとめておこう。
★「灰色」返信封筒は、社保庁での名寄せ作業(氏名・住所・生年月日・性別・年金番号)で記録が本人のものであると判断された人である。「桃色」返信封筒は厚生年金の標準報酬記録(給与の金額)に誤りがある可能性がある人である。
★返信されてきた封筒の色で、社保庁で整理確認作業をする仕分けの色であるようだ。
★通常は、「黄緑色」か「水色」である。「水色」は58歳以上の人用である。
★09年度「ねんきん定期便」と08年度「ねんきん特別便」の違いは、問題なしと判断した人は「回答」しなくともいいことになっていることである。何も回答はいらないということになっている。それでも、「漏れ」や「間違い」があるのでは?と疑いを持った人は、地が白い「回答書」で返信しなくてはならない。

★09年度「ねんきん定期便」を評価したいのは、過去の厚生年金の報酬記録を通知した点である。ただし、その「回答書」に『該当する期間と「誤り」の具体的な内容をご記入ください』とある。その具体的な内容がわからないから、人々は回答放棄してしまうのである。社会保険庁としては、「役所に来い」とは言えない。こちらから出向く必要がある。
その際に必ず持参するものなどをあげておこう。
★なれない人にはパズルを解くような「ねんきん定期便」である。
まわりに年金に詳しい人がいない、または他人に知られず密かに年金加入期間を確認したいが、忙しくてなかなか社会保険事務所まで行っていられない。こんな人は、街の社会保険労務士を活用することをお勧めしたい。
ただし、社会保険労務士とはいえ、誰もが年金に詳しいわけではない。
ここでは、社労士選びのコツをやや独断的にあげておきたい。
★麻生内閣、過去最大規模の補正予算、財政支出15兆4000億円となった。その追加経済対策の減税規模は約1000億円。このうち住宅資金贈与の非課税枠610万円への拡大は、住宅を持ちたい人、建売やマンションを売りたい人にとっては、期待ふくらむものである。09年1月から2010年12月末までのこの1年間に、一戸建てかマンションを購入し居住した人は、祖父母や親などから最大610万円までの住宅資金贈与をうけても贈与税が免除される。
しかし、この期間に退職金を手にする親にとっては、頭の痛い話でもある。団塊世代の子供、団塊ジュニアの住宅促進、マンション販売の低迷打破、高齢者資産の次世代への移転というお題目は、マクロ経済の話であって、個別的、ミクロ的事情からはなんとも辛い選択を強いられる。
★いつも意味不明なことを言う鳩山邦夫総務相である。
4月13日の「年金記録確認第三者委員会」中央・地方合同会議でのことであった。
「ぎりぎりどっちかなというものは申立人にあたたかく結論をだしていただきたい」(日経新聞4月14日号)と鳩山邦夫総務相は発言。07年度に約5万件の申し立てを受け、その審査は09年3月末まで99.9%を処理したとのことである。「年金記録確認第三者委員会」では、鳩山邦夫総務相のこの発言を受けてどう審査基準のハードルを引き下げるのか?
「ねんきん定期便」は年金受給者には送られてこない。
年金受給者はもう一度、「ねんきん特別便」を見てみよう。「ぎりぎりどっちかなというもの」があれば、社会保険事務所に急ぎ行くことをお勧めしたい。
★まったく意味がない税制改正という街の声がある。
麻生首相、ご自慢の第三次補正予算の目玉のひとつ、住宅資金贈与の非課税枠610万円への拡大は、誰が喜ぶのかを考えてみたい。
「相続時精算課税制度」という制度をご存じの方は、親から子に住宅資金を贈与する時、この制度で使える住宅資金特別控除1000万円+特別控除2500万円を申告すれば、合計3500万円まで税金はとられない。
相続時精算課税というように親が亡くなった場合には、その2つの特別控除額と他の遺産は合算されて相続税課税の対象になる。しかし、妻と子供2人が残された場合、相続資産8000万円までは相続税はかからない。フツーの庶民の家族で相続資産8000万円以上となるとかなりのお大尽である。また、配偶者の相続税の軽減措置は相続財産1億6000万円まで控除となるので配偶者が相続税を払うというケースはきわめて稀である。
★なぜ、贈与税の申告が必要なのか?という質問あり。よく聞けば、数年前に子供にマンション購入2000万円を出してやったが、贈与税も「相続時精算課税制度」の申告などしてないとのことである。「皆さん、子供の住宅資金援助に500万円、1000万円をだしているみたいだが、税金の申告など誰もやっていませんよ」とのことであった。或る元地方公務員などは、長男と次男にそれぞれ5000万円のマンション購入資金を出してやったが、もちろん税金の申告などやっていないという。世の中どうなっているのか?
どうも庶民の間では贈与税も相続税も関係なく、親から子供、祖父母から孫への「資産移転」は順調に進んでいるようだ。しかし、会計士に聞いたところ、「これは大変恐ろしいことだ」そうだ。
★自営業者など国民年金1号被保険者、07年度で保険料未納率63.9%。政府目標80%をあざ笑うが如く、いっこうにカイゼンできない。4月15日衆議院厚生労働委員会で厚労省は、09年2月に公表された公的年金の長期財政見通しについての民主党の質問に対して、「今後もこの状況が続くと、給付水準は49.2~49.35%。納付率が75%を維持しても49.8%~49.85%と、50%を切る」(朝日新聞4月16日号)と言明。舛添厚労相「我々は80%を目指して鋭意努力をする」と虚しい答弁を繰り返すのみ。
★我々の年金、きわめてあやうい財源基盤にある。麻生首相、昨晩21時、ホテルオークラのバー「オーキッドバー」でバーボンのソーダ割り?秘書と呑んだくれている場合ではないはず。
★結局、年金積立金取崩しが常態化するのか?09年4月1日「国民年金法等一部改正案」施行が間に合わなかった。
老齢基礎年金の国庫負担を現行の3分の1から2分の1に引上げの法案審議、国会議決に到らず、この4月15日は現行の国庫負担割合のままの給付となるそうだ。
これで、影響を受ける人は、国民年金保険料の申請免除期間のある人である。その期間のない通常の保険料納付済期間がある人は、現行の3分の1から2分の1になったところで年金額に変わりはない。
★ただし、老齢基礎年金の給付財源の不足が約4000億円あり、これは年金積立金取崩しで賄うという。この問題は、新聞各紙は一面トップ記事でも取上げてもらいたいところだ。単に法案議決が遅れて、年金積立金取崩しでしのげば良いという話ではない。
この問題、2004年の年金改正で決まっていた既定方針。政権与党はただいたずらに時間を費やしていただけの怠惰をさらけだしたことになる。政治の怠慢で年金資産を勝手に手をつけてもらっては困るのである。麻生さん、なぜ、我々の積立金に手をつけるか、説明する必要がある。
★親から子供へ、数年間での計画的贈与をお勧めしたところ、「贈与契約書」について質問があった。贈与税で多くの人が誤解していることがある。そこで、暦年課税の贈与についてみておこう。通常の贈与税、基礎控除110万円ということから、毎年100万、10年間で1000万円を贈与する場合である。親子間で面倒な「贈与契約書」や「贈与税申告」などいらないのではないか?と思い違いをしている人が多い。
★過去最高の新規国債発行に踏み切った日本国政府である。約15.4兆円強の09年度大型補正予算、このうち10.8兆円が国債発行でまかなう。結果、09年度の通常予算をまかなう新規国債33.3兆円は44.1兆円にふくらむという。
「これまでの国債の発行額で最大だったのは99年度の37.5兆円」(朝日新聞4月19日号)。日本版金融危機が深刻な経済恐慌に追い詰められていた1999年をはるかにしのぐ国債の発行となる。追加的な10.8兆円が国債発行の内訳は、7.3兆円が建設国債、3.5兆円は赤字国債。さらに、財政投融資特別会計の準備金3.1兆円も使ってしまうという。
世界同時不況対策として、借金は15兆円強が増大した。国家の借金、国債の発行がこれほどまで大量発行に踏み切る必要があるのか?
凶とでるか吉とでるか。景気対策として、失業者救済は当然としても、花粉症対策としての杉木の伐採費用から休日の高速道料金大幅割引1000円のツケ、我々の未来は増税リスクとインフレリスクを同時に背負いこむこととなったようだ。
★「国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出第19 号)」と呼ぶ落語のジュゲムのような長ったらしい法律は、4月17日に衆議院厚生労働委員会で与党・自民公明党の賛成多数で可決。今週中には衆議院で可決成立の運ぶになるようだ。全国民共通の基礎年金の給付財源が、これまでの税金投入3分の1から2分の1になる。
★基礎年金、税金投入である国庫負担2分の1になることでなにが変わるのか?
★麻生首相、日本史を飾る借金王、どさくさまぎれのバラマキ王と後代の者の語り草になるのであろう。2009年度予算は初めて100兆円規模を超えた。当初予算88.5兆円プラス補正予算13.9兆円で102.5兆円。これを賄うお金は国債発行44.1兆円である。史上最大だそうだ。
その大増発に市場は警戒を示しはじめている。先週17日、日本国債の受け入れ先である銀行や生保など大口機関投資家などの国債市場特別参加者会合で短期国債である3年債の発行が見送られたという(週間金融新聞・「日経ヴェリタス4月19日~25日号」)
★年金制度は誰でもわかりやすく、シンプルであるべきである。本来の国民年金、老齢基礎年金の計算はカンタンである。
・満額値(約79.2万円)×(保険料納付済期間÷480月)=年金額である。
★保険料免除申請期間のある人は、「保険料納付済期間」を「納付した分」と「税金補填分」にわけて計算する。ここから複雑な計算式となる。
・満額値(約79.2万円)×(保険料納付済期間+保険料免除申請期間)÷480月=年金額である。
保険料免除申請期間は、保険料を払っていない分、税金補填分の「特典」がつく。それを数値化する分数が規定されている。
09年4月1日をまたがって保険料免除申請期間のある人は、さらに複雑になる。
★まず、09年3月31日までの保険料免除申請期間を計算する。06年(H18)7月からは「多段階免除制度」、4分の3納付、2分の1納付、4分の1納付、全額免除というように4区分になったが、実際は8段階に分けて計算しなくてはならない。法律から読み解くと、難解この上ないものとなってしまう。ご容赦いただきた。
★保険料払えないときの救済的措置である保険料免除申請である。09年4月1日からの国民年金、保険料免除申請期間の税金補填分は、1/3から1/2に引上げられる。保険料免除申請期間の年金額計算は、さらに一層、複雑になったが、昨日に引き続き、国民年金、保険料免除申請期間の税金補填分1/2の計算プロセスを読み解いてみたい。
★4月生まれの人には、すでに「ねんきん定期便」が届いている。現物をみてみると、実によくできている。特に年金見込額、その計算式にいたるプロセスは「お見事」である。
さて、社会保険庁は、4月から発送している「ねんきん定期便」、3万件に出力ミスがあると公表。50歳以上で5月1日生まれの人9838人、6月1日生まれの人9117人、合計1万8955人の年金見込額の「受けられる年齢」に出力ミスがあるとのことである。また、平成20年度中に国民年金加入し付加保険料納付者した人で、4月生まれ6498人、5月生まれ6197人、合計1万2695人に出力ミス。これら対象者には、後日、正しい「ねんきん定期便」が再送される。
★60歳前に退職すると、厚生年金から国民年金1号被保険者に切り替えなくてはならない。夫もさることながら配偶者の妻も3号(保険料なし)から1号(保険料負担あり)の変更が必要になる。退職した翌月、ただちに、最寄りの社会保険事務所か市区町村役場の国民年金係に国民年金資格取得届を提出しなくてはならない。夫婦であれば、月の保険料29,320円、年額351,840円。しかし、退職、失業期間中、国民年金保険料の支払いが困難という場合どうなるか?
★つい最近、横浜市の某区役所の国民年金係での出来事であった。A子さんは、3月31日に退職、4月1日付けで厚生年金資格喪失。4月1日から国民年金加入しなくては!と思うが、払う保険料がない。そこで、退職・失業者に認められる「特例免除制度」の申請に行ったところ、とんでもないことを言われ落ち込んでしまった。
2008年度の国民年金保険料の納付率がさらにダウン、62%を切るかどうかという(日経新聞09年4月27日号)。その要因は「懲罰的」かつ「屈辱的」な「保険料免除申請制度」にある。
★保険料免除申請がやっかいなのは前々年か前年の所得が基準になることである。会社が倒産、路頭にさまよっても、その前年までの所得がほどほどの申告所得があると国民年金の保険料免除は認められない。免除申請受理となるのは、路頭にさまよったその翌年の最初の7月以後ということになる。路頭にさまよっている間はどうなるのか?恐らくは、未加入か未納となってしまうのである。
★この5月に保険料免除申請すると、前年(08年)7月以降から保険料未納でも前年(08年)7月にさかのぼって、本年(09年)6月までの保険料免除がされる。その場合の所得は「前々年度(07年)の所得」が審査対象である。
本年(09年)7月以降から来年(10年)6月まで免除されるが、来年6月前後に再度、申請が原則必要となる。その場合は、09年12月までの申告所得が審査の対象ということになる。
さて、その申告所得の基準とはなにか?