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国民年金未納率65%、サラリーマン給付水準の引下げ?

★自営業者など国民年金1号被保険者、07年度で保険料未納率63.9%。政府目標80%をあざ笑うが如く、いっこうにカイゼンできない。4月15日衆議院厚生労働委員会で厚労省は、09年2月に公表された公的年金の長期財政見通しについての民主党の質問に対して、「今後もこの状況が続くと、給付水準は49.2~49.35%。納付率が75%を維持しても49.8%~49.85%と、50%を切る」(朝日新聞4月16日号)と言明。舛添厚労相「我々は80%を目指して鋭意努力をする」と虚しい答弁を繰り返すのみ。

★4月3日から「国民年金法等一部改正案」が衆議院厚生労働委員会で審議入りしている。老齢基礎年金の国庫負担を現行の3分の1から2分の1に引上げるのが主眼の年金改正である。この審議での与野党の論戦は、日本の年金の未来を考える意味で興味深い内容が結構ある。4月3日の衆議院厚生労働委員会での舛添厚労相の発言を見てみよう。
★ 例えば、「基礎年金国庫負担を2分の1に引上げることで計算すると、対国民所得比で平成18年度7.7%だったものが、27年度で8.9%になる」「8.9%の内訳は、年金2.8%、医療3.4%、福祉等2.7%。すべてパーセントは上がるが、そのなかで年金は少し上がっている」と舛添厚労相は言う。

★さらに、舛添厚労相「安定的な財源を確保できれば、2分の1は恒久化できる。それに到らなかったときはどうするかは、今回のような臨時的な財政措置を講じてやっていく」。要するに政府の「埋蔵金」や、厚生年金の積立金を取り崩したりの「やりくり」でなんとかなるよ、と言明しているわけだ。
この発言は結構重い内容なのだ。我々の国民年金の財源は、時の政府の思いつきで、いかようにもなるか、いかようにもならないか、そんな瀬戸際にあることを暗に示唆していることを知ることができる。

★国民年金の財源問題、大不況の今こそ、深刻にかつ徹底的に国民に問い掛けるときなのだが、どうも熱しやすく冷めやすいマスコミの習いなのか、現在、国会審議中の年金論争、余り一般に知るところ少ない。

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2009年04月16日 10:28に投稿されたエントリーのページです。

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