デイリーニュース

« 2009年10月 | メイン | 2010年03月 »

2009年11月 アーカイブ

2009年11月02日

「年金通帳」2011年度スタート?

★民主党政権の年金改革の始めの一歩は「年金通帳」である。現在の「年金手帳」と「ねんきん定期便」を一本化したものになる。日経新聞10月31日号で厚労省発の情報として「年金通帳」の概要を伝えている。

続きを読む "「年金通帳」2011年度スタート?" »

2009年11月04日

週刊東洋経済、民主党政権の年金改革が気に入らない!

★庶民にとってはどちらでもいいのである。現行の厚生年金と国民年金でもいいのである。民主党新政権が掲げる最低保障年金・所得比例年金でもいいのである。要は、40年におよぶ期間、失業、離婚、人生の波乱万丈、いかなる時も、継続して、保険料も年金記録も確実に保全され、積み立てられ、そこそこの年金が受けられれば御の字なのである。

続きを読む "週刊東洋経済、民主党政権の年金改革が気に入らない!" »

2009年11月05日

年金騒動とは?「ひっかけ問題」なのか?

★週刊「東洋経済10月31日号」「特集・民主党政権でどう変わる?年金激震」を今暫く読み継ぐ。
現行の年金制度の死守をかかげる権丈先生の太刀持ち役、予備校教師・細野真宏先生が人差し指を立てた天地12cm左右5cmの切り抜き図体写真付きで「細野真宏が見た年金騒動―年金は世界有数の「ひっかけ問題」だ!と、民主党政権の「年金破綻論」-「民主党案の国民年金税方式化」-「バラ色年金改革」と揶揄している。

続きを読む "年金騒動とは?「ひっかけ問題」なのか?" »

厚生年金の未適用事業所が減らない現実

★厚生年金・健康保険の未適用事業所10万3247件あるという。
2008年度(H20)の厚生年金・政管健保に加入したくても加入できない、そもそも加入したくない事業所会社の数である。
このうち社会保険庁の適用・徴収強化策で加入させた事業所は3381件しかなかった。05年度4850件、06年度10883件、07年度6199件であるから、この未適用から適用事業所化、著しい後退である。その要因は、社会保険庁―社会保険事務所の年金記録問題への忙殺であるという。
そもそも、未適用事業所の洗い出しを本格化したのが06年度あたりである。労働保険である労災、雇用保険の適用事業所数に対して、厚生年金・健康保険の適用事業所は、なぜ、そんなに少なくかけはなれているのか、という指摘があったからである。

続きを読む "厚生年金の未適用事業所が減らない現実" »

2009年11月06日

年金不信は「間違った批判」派の「主だった人」が原因なのか?

★週刊「東洋経済10月31日号」「特集・民主党政権でどう変わる?年金激震」をさらに続けよう。この雑誌の年金特集が大変ユニークかつ面白いのは、お前ら「間違った」!すべてにおいて正しいのはオイラだ、我田引水、一人悦にいっている点である。

続きを読む "年金不信は「間違った批判」派の「主だった人」が原因なのか?" »

2009年11月09日

日航企業年金、大詰めが近付く

★日航JALの企業年金削減問題、政治主導での解決にむかうのか?鳩山首相、菅国会戦略相、前原国土交通相らが近々、首相官邸で協議、企業年金の給付水準強制引き下げの特別立法を表明するようだ。JAL日航の実質的国有化の「最大の難関」といわれ年金給付水準の引き下げとは、年金受給者の既裁定年金の保証利率4.5%を1.5%程度への強制引き下げが主眼であろう。未だ、「給付水準引き下げ」の全容が明示されていないので推測で書く。

続きを読む "日航企業年金、大詰めが近付く" »

2009年11月10日

カルロス・ゴーンさん、底入れ宣言

★景気のけん引役の自動車産業に明るい兆しがみえてきたのか?日産自動車CEO兼社長のカルロス・ゴーン氏は「世界の自動車市場は底入れしたとの見方を示し、世界の年間自動車販売台数は2009年と2010年にそれぞれ6000万台に達すると予測した」と、ロイターのウエブ二ユースが伝えている。さらに、ゴーン氏は「今年の世界の自動車販売台数は、これまでの予測の5500万台を上回る」と発言。
ただし、日本の自動車市場の底入れはまだ遠い。
「中国、インド、中東諸国、南アフリカの主導により2010年には回復に向かう。米国も回復する。しかし欧州諸国と日本では2010年も苦境が続く」と、ゴーン氏は我が日本には寂しい予測を告げている。

2009年11月11日

長期金利上昇、1.475%

★金利はどこまで上がるのか?すでに住宅ローン金利は、住宅金融支援機構のモゲージローンである「フラット35」は3.42%水準、金融機関独自のローンでは10年固定で4%強の水準にある。変動金利は11月1日時点で最も安い新生銀行で1.2%、みずほ銀行で2.675%。2004年5月頃の10年固定は2.5%前後であったから1.4倍近い値上がりとなっている。長期金利の指標でもある新発10年物国債利回りは、09年11月9日時点で前週末比0.025%上昇、1.475%。同日、みずほコーポレート銀行などの大企業向け長期プライムレート(最優遇貸出金利)は、現行の年1.7%から0.15%上がり、1.85%引き上げとなった。

続きを読む "長期金利上昇、1.475%" »

借金王国ニッポン、国も民も覚悟がいる

★新宿区市谷にある国立印刷局市ケ谷センターは暗く淋しいところにある。大日本印刷の工場と防衛省の裏手にあるので余計にそう感じられる。JR市ヶ谷駅からダラダラと続く長い坂を上がっていく。国の歳出削減、債務圧縮を討議するには、ふさわしい場所かもしれない。冷たい小雨降る11月11日、民主党新政権の目玉、行政刷新会議の「事業仕分け」公開作業がはじまった。23項目の仕分けで『農道整備事業(概算要求額約168億円)や若年者雇用対策の「若者自立塾」(同約4億円)など計約500億円、7項目で「廃止」』(asahi.com)の裁断下る。しかし、ニッポン国の赤字歳出削減、864兆円借金圧縮、この程度の中途半端な事業仕分けで達成できる生半可なものではないことを実感する。身を削る、痛みをともなう暗く長い辛抱の時代に入ったと思いたい。国家に頼り切らない個人の創意工夫の生き方、強かにしぶとい生活力復元を求められていることを告げている。

2009年11月12日

864兆円、一人678万円の借金

★ニッポン国、借りまくった負債864兆円。09年9月末の国債、借入金、政府短期証券の総額である。11月10日に財務省から公表された国の借金は、6月末から4兆2669億円増えた。過去最大額を更新というありがたくないニッポンの現在である。日経新聞11月11日号によると、「10月1日時点の推計人口(概算値)の1億2756万人で計算すると、一人あたりの借金は約678万円」。自民党旧政権60年の成果がこの巨額の負債であったわけだが、民主党新政権のもとでもこの借金、どうにも止まらないどころか、増大リスクが大きくなっている。

2009年11月13日

JAL日航、企業年金ダッチロール迷走つづく

★JAL日航の経営はすでに限りなく破産に近い。
09年4月から9月末で営業赤字900億円。最終損益は前年の366億円の黒字から1300億円から1400億円の赤字見通しだ。
11月10日、前原国土交通相は緊急記者会見。この11月末までに政府の政策投資銀行からのつなぎ資金1000億円を緊急融資、3メガバンクから250億円のつなぎ資金をうけて、何とか余命を生き継ぐことになった。
11日JAL 年金受給権者の団体「JAL企業年金の改定について考える会」は、前原国土交通相あてに特別立法による企業年金の強制減額をしないよう求める要請文を提出した。

続きを読む "JAL日航、企業年金ダッチロール迷走つづく" »

2009年11月16日

鳩山内閣支持率62%、朝日新聞世論調査

★オバマ大統領の訪日の最中に実施した朝日新聞世論調査、民主党鳩山新政権の支持率をみておこう。71%、65%、62%、この3カ月の新政権支持率の推移である。この中で新聞メディアが鳩山政権の中心課題としている政策別、世論評価を掲載しておきたい。
なお、2009年11月現在、鳩山民主党政権は政策の方向をあれこれ打ち出しているだけで、実際に「政策実行」をしているわけでない。税収入40兆円割れ、概算予算95兆円という財政危機のなか来年度予算は立っていない。従って、「評価」に値するかどうかは、きわめて曖昧かつ気分的なものでしかない。

続きを読む "鳩山内閣支持率62%、朝日新聞世論調査" »

民主党年金改革案、未だ影もカタチもみえず

★先々週の本誌ブログ&メルマガの記事、「年金不信は「間違った批判」派の「主だった人」が原因なのか?週刊「東洋経済10月31日号」「特集・民主党政権でどう変わる?年金激震」)について」、幾本かのご講評をいただいた。

続きを読む "民主党年金改革案、未だ影もカタチもみえず" »

2009年11月17日

民主党政権年金改革のヤル気と本気

★民主党新政権の年金改革案は、現段階では選挙用のマニュフェストにある30行程度の「方針」でしかない。その年金改革の柱は5点ある。民主党の政権政策マニフェスト2009からほぼ全文をまとめておく。どこまでやる気なのか、本気なのか、よく見えないが、まずはその年金マニュフェストを再度みていただきたい。

続きを読む "民主党政権年金改革のヤル気と本気" »

2009年11月18日

民主党政権年金改革、鳩山首相の決意とは?

★今しばらく、民主党政権年金改革についてトレースしておきたい。
鳩山さんが首相になって、年金改革の意義と必要性を発言したのは、10月28-29日の所信表明演説であった。これをうけて10月30日には公明党の山口那津男参議院議員から次のような代表質問をされている。
「2003年のマニフェストで発表したが、詳細設計を明らかにせず、今回のマニフェストでも制度設計の議論は2012年度から、新制度の導入は2014年度以降に先送りした」

続きを読む "民主党政権年金改革、鳩山首相の決意とは?" »

2009年11月19日

民主党年金改革案、西沢和彦さんの「危惧」

★民主党年金改革案はどこか暢気なところがある。
その暢気さは、年金受給者の負担を軽減し、高齢者の生活の安定を図るために、減税措置を公約しているところにある。
「本来マニフェストには、年金受給者世代を中心に国民の耳に痛い内容が含まれていなければならない」と民主党年金改革案に危惧を表明しているは、日本総合研究所調査部主任研究員・西沢和彦さんである。中央公論09年12月号の特集「年金は甦るか」にある「民主党はこのまま将来世代にツケを負わせるのか」という論文である。

中央公論 2009年 12月号 [雑誌]

続きを読む "民主党年金改革案、西沢和彦さんの「危惧」" »

2009年11月20日

民主党は現行年金制度の限界を事業仕分けすべし

★民主党新政権誕生の起因はさまざまあれども、自民公明党旧政権の年金改革のはぐらかしにある。巷の声は「年金をまじめにやっていない!」という国民の怒りから得た大勝利だったのだ。鳩山さんも長妻さんも古川さんもこの点をよく認識しているだろうか。過去5年間の旧政権首相の年金政策をふりかえってみよう。

続きを読む "民主党は現行年金制度の限界を事業仕分けすべし" »

2009年11月24日

現行年金制度守旧派の論理、個人は破綻、制度は持続?(1)

★週刊「東洋経済10月31日号」「特集・民主党政権でどう変わる?年金激震」が身震いしながら、現行年金制度改革は「いたずらに制度を壊すだけ。現行年金制度は破綻していないのだ」と批判、現行制度永続の「有効性」を語る。この主張は一貫して2004年の年金改正を主導した自民公明党政権、厚労省のロジックへの支持表明である。

続きを読む "現行年金制度守旧派の論理、個人は破綻、制度は持続?(1)" »

理想の夫婦とデフレ経済

★東京から四国、山形、広島と講師旅つづく秋10・11月。新幹線のなかも、飛行機のなかも、観光地、歓楽街もオジサンとオバサンが溢れかえっていた。夫婦者もいれば、なぜかオバサン同士も多い。皆さん、身なり良く、静かに、旅慣れている。この春、中国は大連の大学にミニ留学してきた当社ライフプラン講師のH氏曰く、「日本人留学生では若い人少なく、リタイアしたオジサン、オバサンが溢れかえっていた」。なぜ、そんなに多くもない年金で、旅立つことができるのか?

続きを読む "理想の夫婦とデフレ経済" »

2009年11月25日

年金破綻論を「縮小」させた04年年金改正?(2)

★週刊「東洋経済」編集部は2004年の年金改正を高く評価している。「周囲が年金破綻論に明け暮れているさなか、被保険者と国の負担引き上げ、そして年金給付抑制という難しい政治決着が行われていた」と激賞する。さて用語の適切な意味での「政治的決着」だったわけではない。実際は自民・公明党が強引に押し切っただけだったと記憶している。その2004年の年金改正の骨子とは?同誌週刊「東洋経済10月31日号」から引用。

続きを読む "年金破綻論を「縮小」させた04年年金改正?(2)" »

2009年11月26日

長妻厚労相、消えた年金救済策拡大

★空白期間の2年や3年は誰もがあるのが年金記録の現実である。ただし、この空白記録、納付したはずなのに記録がない、それが1年から2年以内に限り、納付済と認定するという。11月25日、長妻厚労相直属の年金記録回復委員会は、新たな救済基準案を了承。

続きを読む "長妻厚労相、消えた年金救済策拡大" »

守旧派の論理、年金記録問題は運営面の不具合?(3)

★無年金者118万人の存在も、5千万件の宙に浮いた年金記録も年金財政と制度とは別のものとして週刊「東洋経済」編集部は論陣を張る。「年金記録問題の追及等とともに選挙戦勝利につなげてきた。日本人の年金不信が激しいことの責任の一端は、間違いなく民主党にある」とあると同誌は言う。そこから、年金記録問題は別の問題で、単なる運営面の問題であり、そこから年金破綻というのは政争の具として「利用」していると民主党を批判する。

続きを読む "守旧派の論理、年金記録問題は運営面の不具合?(3)" »

2009年11月27日

年金不明記録は制度の問題である(4)

★社会保険行政の根幹はなんであったのか?本人が記述した年金裁定請求はそのまま受理、資格期間が足りなければそのまま無年金裁定でよしとする「思想」が蔓延していたのではないかと思えることは多々あった。
極論するならば、本人がわからなければそのままでいい、本当に必要なら自分で記録照合を求めてくるものといった社会保険行政の現場の態度はいたるところにあった。そうでなければ、60歳以上の無年金者118万人のうち約14万人強が年金に結びつくにもかかわらず、長くほったらかすようなことはなかったはずだ。
無年金118万人という数字は基礎年金受給権者2600万人の4.5%、厚生年金受給権者1260万人の9.3%強。多いとみるか、この程度は当然と居直るかは人様々だが、年金制度を一商品としてみればリコールものである。

続きを読む "年金不明記録は制度の問題である(4)" »

2009年11月30日

ドバイ・ショックとデフレ・スパイラル

★ニッポンで今流行るものは円高とデフレだ。11月26日には、アラブ首長国連邦の政府系投資会社の支払い猶予ジャンプ宣言。これを機にドル売り、ゴールド買い、なぜか円高と株安。一㌦86円、14年ぶりの高値、日経平均9,000円割れでTVと新聞は輸出企業業績悪化、二番底と大騒ぎ。そこに消費製品の物価下落が止まらない今の状況から、円高、株安、デフレ・スパイラルだと大騒ぎ。

続きを読む "ドバイ・ショックとデフレ・スパイラル" »

About 2009年11月

2009年11月にブログ「デイリーニュース」に投稿されたすべてのエントリーです。新しいものから過去のものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2009年10月です。

次のアーカイブは2010年03月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

出版物

最新年金情報満載
「ねんきん特別便」対応。
「我が家の年金チェックシート」付。 厚生年金、国民年金、共済年金、企業年金、日本版401kまで。年金完全ガイド。
豊富なモデル例と図解で企業年金改革の基本が掴めます

RSS配信(RSSについて)