「株をショートし、円をロング」スパークス・アセット・マネジメント秋山史人氏
★世界は急速に乱模様である。
5月26日、NYダウ工業株30種平均株価は1万ドルを割って前日比69.30ドル安の9974.45ドル。2010年2月8日ぶりに約3カ月半ぶりに1万ドルを下回った。
5月25日、ロイタージャパンのウエブニュースに興味深い記事があった。
スパークス・アセット・マネジメントのオルタナティブ投資戦略部ファンド・マネージャー、秋山史人氏の「都内で開催されたヘッジファンド・インベストメントジャパン会議」での講演談話である。以下、同紙から要点(「 」内)を引用しておこう。
★秋山史人氏は、「円ベースのグローバルマクロ戦略ファンド「スパークス・グローバルマーケッツ」(資産残高約3500万ドル)の運用を統括者である。マーケット変動に対して変幻自在のスタンスで儲けに行くオルタナティブ投資のファンドマネジメントが世界の危機をどうとらえようとしているのか?
★「マネーマーケットは(2008年の)リーマンショック直前の様相を呈しており、市場が思っている以上に危ない所にいるのかもしれない」
★「当面はユーロ安・円高が一段と進むとの見方を示した。具体的な水準としては「ユーロ/円が100円を一瞬割れることがあってもおかしくない」」
★「円高で日本企業の業績下振れリスクが強まることなどから、当面は売り圧力が継続するとみており、「株も為替(ユーロ/円)も一気に急落するリスクがある」」
★当面の運用スタンスは、「株をショートし、円をロングするなどリスク回避モードを見据えたポジションにしている」
★さて、個人の資産運用である。今しばらくは模様眺め。「世界の中心で買いだ!」と叫ぶには、世界的危機の行方が見えない2010年5月末である。
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