個人金融資産1452兆円、純資産1080兆円
★新聞もテレビも大騒ぎしなくなった国と地方自治体の借金1000兆円突破である。
朝日新聞は6月18日朝刊の中面P7に「資金循環統計 国債増発で初の大台」というタイトルで、「カネ余りの家計や民間企業の貯蓄を政府が一手に吸収する構図」とまるで他人ごとのような「客観的」記事である。同日の日経新聞もP4 の経済欄に左隅に、国債の「保有残高を積み上げたのは金融機関だ。預金の増加と貸し出しの減少で余剰資金が膨らみ、安定的な運用をしやすい国債への運用をふやした」と、日本国債=安定的な運用のような記事を書く。
★日銀公表の10年1月~3月期資金循環速報の特徴は、2010年3月末で国と地方自治体の借金が、個人の純金融資産1080兆円に急接近してきたことだ。
2010年の個人の金融資産1452兆円、金融債務372兆円、その差額の純金融資産1080兆円。
★後2年、2012年には個人の純金融資産を超え、GDPの200%強の借金火ダルマの国である。この国と地方の借金、担保になっているのは、個人の金融資産である現預金798兆円と保険・年金392兆円、そして個人国債や地方債35兆円、しめて1225兆円である。
★自民党歴代大盤振る舞い内閣は公共事業や年金を通じて、借金1000兆円を企業と個人にばらまいてきたわけだ。この借金1000兆円を個人も企業はシッカリ貯金をしてきたという構図になる。
★6月17日は民主党管直人首相、「消費税10%に言及」。見栄ぱっり民主党内閣は子ども手当や農家所得保障などを通じて、直接個人にお金をばらまきながら、この個人の金融資産をどう取り返せるかに血眼になりはじめた。
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