日経平均9000円割れ、1ドル85円割れ目前の2010年7月
★株価の下落、円高、金利安はどこまで行くのか?
7月に入っても梅雨前線のような湿った状況がいすわっている。日経平均株価9191.6円、TOPIX901.12円、ともに年初来安値。円相場は86.96円と7カ月ぶりの高値。10年物新発国債は1.055%と6年10カ月ぶりの低水準。
2010年に入っての日本株は、3月4月は誰もが過去2年の運用損出を取り戻し、ご機嫌の春日和だった。日経平均株価の3月につけた1万1089.94円からマイナス17%減の、TOPIXは4月の987.04ポイントからマイナス15.8%減となっている。
★日経新聞7月14日号「米NYダウ工業株30種平均は4.51%、英FTSEI100種が4.13%、中国の上海総合指数が6.66%といずれも大きく下落」と報じている。
「米金利低下→日米金利差の縮小→円高→株安」はどこまで行くのか?同紙がマーケットの専門家の見方と「今後3カ月のレンジ」予想を掲載している。以下ポイントを引用。
★株価はどうなるか?
・日興コーディアル証券シニアストラテジスト・河田剛氏
【今後3カ月のレンジ】日経平均株価9000円~1万円
欧州銀行のストレステスト(資産査定)が7月中に結果発表される。「投資家の想定以上に悪い結果が出れば、日経平均株価が9000円を割る可能性」
・カブドットコム証券チーフストラテジスト・河合達憲氏
【今後3カ月のレンジ】日経平均株価8600円~1万円
「当面は東京証券取引所第1部企業平均のPBR(株価純資産倍率)が1倍となる8600円台まで下落する可能性」
★為替はどうなるか?
・みずほコーポレート銀行国際為替部マーケット・エコノミスト・唐鎌大輔氏
【今後3カ月のレンジ】1ドル=85~93.5円、1ユーロ=100~114円
「世界の主要な経済指標は少しずつ下降線をたどり」「景気の明るい見方は描きにくくなる」「日米金利差は縮待ったままの状態が続き、円高局面は続く」
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券クレジット市場為替課長・塩入稔氏
【今後3カ月のレンジ】1ドル=85~92円、1ユーロ=107~115円
「今後はドルに対する売り圧力が強まる可能性が高く、引き続き円はリスク回避通貨として買われやすい」
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