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65歳からの平均余命、男84歳、女89歳

2009年版簡易生命表からわかる長生きできる国ニッポンである

★長寿は人類の夢だった。不思議なものでそれが実現するとなると長寿は苛酷なリスクといわれる。しかしこんなに長生きできる国はそんなにあるわけではない。視点を変えれば、長寿大国ニッポンは人類の宝なのではないかと思いたい。
厚労省から「平成21年簡易生命表」が7月26日にリリースされた。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life09/index.html

★今年生まれた赤ちゃんが何年生きられるかを示す数値である平均寿命を前年2008年と比較してみる。女性が86.05歳→86.44歳で0.39歳、男性が79.29歳→79.59歳で0.3歳と延び、「4年連続で過去最高を更新」(日経新聞7月27日号)。「平均寿命の男女差は、6.85年で前年より0.09年拡大した」(厚労省・「平成21年度簡易生命表の概況について」)とあるように、日本の女性は長寿世界一を更新しつつある。


★60歳から平均的に何歳まで生きられるかを示す数値である平均余命をみてみよう。
60歳→男性22.87年≒83歳、女性28.46年≒88歳
65歳→男性18.88年≒84歳、女性23.97年≒89歳
80歳の大台を超えると、
80歳→男性8.66年≒90歳、女性11.68年≒92歳
90歳、最後のハードルをこえると、
90歳→男性4.48年≒95歳、女性5.86年≒96歳
今や人生90年どころか人生100年も夢でなくなりつつある。


★年々寿命が延びるその要因は、悪性新生物、心疾患(高血圧性を除く、以下同じ)、脳血管疾患及び肺炎などによる死亡率が改善した点にあると厚労省は分析している。
環境衛生、栄養、医療水準とも世界に冠たる「長寿大国」を実現した。
長寿を不幸になるリスクと考えるより、美しい国の在り様として考えていきたい。
「長生きできるニッポンにようこそ」。未だ60代後半から70歳前半の平均寿命にとどまっている新興諸国から人々を呼び寄せるまたとない観光生活資源としてニッポン長寿立国を考える手もあるはずである。


★「将来、三大死因で死亡する確率は女性が51.84%、男性54.65%。この3疾患がすべて克服された場合の平均寿命を試算すると、女性は6.99歳延びて93.43歳、男性は8.04歳延び87.63歳になるといい、医療水準の向上でさらに長寿化する可能性がありそうだ」と日経新聞7月27日号は書く。


★人生100年時代、女性であれば96歳、男性であれば95歳があたりまえのように生きられるニッポンになるとすると、年金、介護、医療など社会保障制度も今のままでいいわけがない。
個人的な課題としては、やはり末長く丈夫で若い者の邪魔にならないような範囲で働いて最後を迎える、そんな心技体の維持を心掛けていきたいものだ。

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2010年07月28日 06:52に投稿されたエントリーのページです。

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