ミスター年金、長妻昭厚労相、迷走中
★根性無し民主党長妻昭厚労相である
日経新聞8月12日号「公約の1年後・年金改革トーンダウン 参院選敗北 好機を失う」との連載記事。「「ねじれ国会の下での与野党協議を考えると、党政策調査会で協議してもらう方がよいのではないか」。8月上旬、長妻昭厚労相に「年金制度改革の本格的な議論を」と促した返答が、これだった」日経記者が耳にした厚労省事務方の囁きなのであろう。
★厚労省官僚は「耳を疑った」と同記事にあるが、もともと厚労省事務方に民主党年金改革に手を汚す気などないから、ミスター年金の意気地なしぶりにあきれたのであろう。
「その民主党政策調査会。11日の厚労部門会議で、年金問題は話題にならなかった」(同紙)
民主党年金改革は船頭多くして山にも登るどころか、船頭なくして川面に漂う笹舟になりつつあるようだ。
★官僚は政権政党の本気度を推し測っている。管直人首相―長妻厚労相は政権が吹き飛んでも「年金改革はこの国の死活問題」と不退転の決意を繰り返せば、彼ら官僚も重い腰を上げざるを得ないはずなのだが・・・。
★民主党年金改革の影のリーダーは古川元久官房副長官である。
日経新聞8月12日号によると、
「首相が「消費税10%」に言及した後に党勢が低下すると、古川元久官房副長官は「増税論につながるような内容は控えたい。参院選に影響しかねない」と修正を指示した」
これに対して、長妻昭厚労相は、「「古川さんが言うなら仕方ない。参院選後にじっくり議論する機会は来る」と官邸の方針へあっさり応じた」
★そして長妻昭厚労相は、
「年金記録問題など省内で完結する課題ばかりに取り組み、制度改革への動きは鈍かった」(同紙)というように、年金記録問題に忙殺されているようだ。
★年金改革の与野党協議なんぞ、そもそも上手くいくはずがない。
自民公明党からすれば、2004年の年金改正、「100年安心年金」の現行法を破棄されるような民主党年金改革案は話に応じようがない。
「「当たり前すぎる内容ばかりで協議どころか井戸端会議もできない」。自民党厚労部会は4日、基本原則は「協議に値せず」との結論を出した」(同紙)
そもそも民主党年金改革案は対決法案なのである。
★さて、民主党年金改革がこの国の年金制度を救うかどうかはさておいて、現行年金制度は日々、人々の不信はつのり、国民年金実質納付率は50%を割り込み、制度の綻びは眼を覆いがたいところまで来た。
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