デイリーニュース

« 「議員の生活が第一」破格な?議員報酬(2) | メイン | なかなか決められない被用者年金一元化法案 »

ライフプラン、日米の違いとは?

日本人は、「明確な目的がなく、『念のため』貯蓄をしている人が多い」のか?

★人生設計の日米の違いとは?
米国人は先楽後憂、日本人は先憂後楽であると教えてくれた知人がいた。
この二つは水と油だと日米人生プランの違いを教えてくれたのは、1980年台に日本の某フィルムメーカの米国法人社長で長く米国で暮らしたYさんだった。どちらのライフプランスタンスが人生を豊かにするのか?
日本経済新聞 朝刊9月27日号「インタビュー領空侵犯」で東京スター銀行頭取 ロバート・ベラーディ氏は、「日本の預貯金の量は過剰」と、日本人はライフプランナッシングの生き方であると批判している。

★ロバート・ベラーディ氏が見た日本人のライフプランは次のように映っている。
「やみくもにお金をためることは生産的ではありません」
「明確な目的がなく、『念のため』貯蓄をしている人が多い」
「定年が近づくと、やっと残りの預貯金の使い方や人生設計を真剣に考え始める」


★米国人銀行家が提言する日本人へのライフプランアドバイスとは?
「若いうちから人生設計を考え、それを実現するために必要なタイミングで十分な額を使うことを勧めます」
「それでは遅い。18歳になったら人生の計画を考えてみたらどうでしょうか」
「日本にはライフスタイルを指南する本や雑誌が米国よりも多くありますが、その通りに服を選び、結婚し、家を買っても成長はしない。自分で考えるべきです」


★08年のリーマン・ブラザーズ経営破綻、その後の金融危機から景気後退もあって未だ日米欧の経済は低迷にある。米国人の株式投資から預金への傾斜は止まらない。
「それは適当な投資先がないので金融機関に預けているだけ。一時的な現象です」
「平均的な米国人は年に100回はクレジットカードの勧誘を受けるといわれ、消費意欲は旺盛です」


★成功する米国人のライフプランは、まずなによりも借金からはじまるようだ。
「ある映画でトム・クルーズ演じる主人公が米法科大学院を出て法律事務所に就職、会社が低金利ローンを手配したとはいえ、すぐにしゃれた家を手に入れます。成功への適切な投資です。顧客をもてなすには家が必要ですから」


★米国人のこうしたライフプランスタンスがサブプライムローンを蔓延させたことがよくわかるロバート・ベラーディ氏の発言である。
レイオフされて失業保険受給中に、「今が買い時と10人乗りのクルーザーをローンで買った」米国人の話を聞いて、ビックリしたことがあった。
在日期間の長い東京スター銀行頭取ロバート・ベラーディ氏も米国人の浪費癖と見栄張り振りよくわかっているようだ。
「慎重な日本人と足して2で割れば、ちょうどよいかもしれませんね」と正直である。


★東京スター銀行は、年収200万円以上なら借入が可能な借り換え専用の「おまとめローン」(年利10.5%~14.5%(保証料を含む))、家を担保に老後資金を得る「充実人生・新型リバースモゲージ」(変動金利で年利3.29%)などがある。
日系の銀行では二の足を踏むような金融商品を繰り出している。


★これらの商品が好調な売れ行きなのかどうかまでは現在は推し測るデータがない。
しかし東京スター銀行の2010年3月期決算は、
連結経常収益672億9600万円
連結経常損失▲22億6600万円
連結当期純損失▲27億8000万円
東京スター銀行頭取 ロバート・ベラーディ氏、今はなかなか厳しい銀行経営の舵取りの最中にある。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://nenkin.co.jp/mymt/mt-tb.cgi/1688

About

2010年09月28日 05:38に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「「議員の生活が第一」破格な?議員報酬(2)」です。

次の投稿は「なかなか決められない被用者年金一元化法案」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

出版物

最新年金情報満載
「ねんきん特別便」対応。
「我が家の年金チェックシート」付。 厚生年金、国民年金、共済年金、企業年金、日本版401kまで。年金完全ガイド。
豊富なモデル例と図解で企業年金改革の基本が掴めます

RSS配信(RSSについて)