平均給与406万円(男性500万円、女性263万円)
★国税庁から「平成21年分民間給与実態統計調査」が9月28日に公表されている。
「平均給与406万円(男性500万円、女性263万円)の内訳をみると、平均給料・手当は350万円(男性428万円、女性230万円)で、平均賞与は56万円(男性71万円、女性33万円)」(同調査)。2009年1月~12月末までの平均給与406万円は、08年秋のリーマン・ショック後の景気低迷の波を直接にうけた民間企業の報酬水準である。前年から23万7千円減(▲5.5%)となった。
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2009/pdf/001.pdf
★「平均給与406万円」は、「1949年に統計を取り始めて以来、減少率と下落額は最大を記録。これまで前年比で最大だった08年の下落幅7万6千円(1.7%)を大きく上回った」「平均給与は89年の402万4千円と同水準。給与がピークだった97年の467万3千円から61万4千円下がった」と日経新聞朝刊29日号は報じている。
★国税庁「平成21年分民間給与実態統計調査」からポイントをあげておこう。
1.1年を通じた給与所得者数は、4,506万人(対前年比1.8%減、82万人の減少)。給与所得者数は男性2719万人(同2.2%減、62.5万人の減少)、女性1,7861万人(同1.1%減、19万人の減少)。昭和22年から24年生まれの団塊世代の大量退職とパートや派遣、さらに正規社員に及んだリストラなどが推定できる。対前年で82万人の減少は、2004年から2008年まで増加傾向にあった民間企業の給与所得者が09年からにわかに減少に転じた表徴的数値である。
2.男女平均給与406万円、男性は平均年齢44.5歳で平均給与500万円、女性は平均年齢44.3歳で平均給与263万円。
3. 業種による平均給与は、「最も高い電気・ガス・熱供給・水道業では800万円超の者が28.2%と最も多く、それに次ぐ金融業,保険業でも800万円超の者が26%で、最も多い。一方、平均給与が最も低い宿泊業,飲食サービス業では100万円以下の者が26.2%と最も多くなっている」(同調査)
4.給与のピークは45歳~54歳で平均給与は478万円。男性は50歳~54歳までにピークとなり平均給与629万円。女性は30歳~34歳でピークとなり平均給与291万円で、それ以降は加齢とともに平均給与が下がっていき、55歳~59歳で平均給与251万円。
5.給与階級別の所得者の構成比を男女別に整理しておきたい。
男性:合計2719万人
・200万円以下11%で約300万人。
・200万円以上400万円以下は34.1%で約900万人。
・400万円以上600万円以下は29.5%で約800万人。
・600万円以上800万円以下は13.4%で約364万人。
・800万円以上は12.2%で約329万人。
過去5年の推移では、200万円以下は2.1%増、200万円以上400万円以下は約5%増となっている。400万以上~800万円の階層が約5%減である。
女性:合計1786万人
・200万円以下45%で約800万人。
・200万円以上400万円以下は38%で約678万人。
・400万円以上600万円以下は12.4%で約221万人。
・600万円以上800万円以下は2.9%で約51万人。
・800万円以上は1.7%で約22万人。
年金お助けBOOK 2008-2009年版
適格年金のやめ方