週刊ダイヤモンド特集「怪しい商法、騙しの手口」(10月9日号)は保存版である
★怪しい商売が繁盛している。
「悪徳商法の契約の合計額は6548億円(09年度)」である。全国の消費生活センターに相談した人は、「被害者全体の13.5%」で、週刊ダイヤモンドの特集では、この数字を逆算すると「想定される被害総額」は約4兆8500億円、「GDPの1%に相当」と推定している。
未公開株に2000万円を投じて紙屑にした82歳の年金老人からアダルトサイトのワンクリック請求のカモになる若者まで、悪徳商法の一億総餌食、あなたも私もいつでも、どこでも騙される商売があふれかえっているニッポンである。
http://dw.diamond.ne.jp/
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日銀、政策金利0%~0.1%、資産購入5兆円
★世界最低、人類史上最低、ニッポンの低金利はすでに15年が経過している。
2010年10月5日、日銀は政策金利0%~0.1%(現在0.1%)に引き下げ、物価上昇率1%が見通せるまで「ゼロ金利政策」を継続すると表明。ゼロ金利政策、その解除の条件としてインフレターゲット1%を設定した点だけが目新しい。
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エマージング株式投資で団塊世代の年金給付増に備える?
★公的年金の市場運用を委託しているのは年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)である。
10月8日、「新規運用受託機関公募のお知らせ」という表題で、エマージング株式アクティブ及びパッシブ運用を行う内外運用機関を募集している。日経新聞朝刊10月11日号では、「BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)のほか南アフリカ、メキシコなどの株式市場に上場する企業」を投資対象にすると報じている。
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約21億の不明金、未だ解明できず、当事者は依然として行方不明?
★約22億円の不明金発覚から1カ月が経過した。
長野県建設業年金基金の資金管理を一手に仕切っていた男性事務長には未だ連絡がとれない。厚生年金基金の内部調査でも掛金の流れ、約22億円という巨額のお金の流れが未だ解明できない状態。本邦唯一、報道を続けているのは地元の信濃毎日新聞である。同紙は「遠い解明」と10月11日日のウエブ版で「県建設業厚生年金基金の調査委員会が第5回会合後に開いた記者会見」を報じている。同紙と某筋からの情報から、長野県建設業年金基金、監督官庁である厚労省の「信じられない!」話をまとめておきたい。
続きを読む "長野県建設業年金基金、信じられない数々(1)" »
監督官庁、厚労省は責任回避の理屈をこねる
★約22億円の掛金不明事件、厚労省は奇妙なことを言う。
2006年7月から30回にわたって男性事務長氏によって引き出されたことが疑われている事件である。厚労省は06年11月に定期監査に入っていたが、掛金の流出をチェックできなかった。さらに「07年11月、長野県建設業厚生年金基金への定期監査でも、前年6月から存在していたとみられる不明金に気付かなかった」「「基金の通帳と、運用委託先の金融機関側の入金記録などを直接突き合わせてはいなかったとみられる」(信濃毎日新聞10/11ウエブ版)ところが、監督官庁である厚労省企業年金国民年金基金課は奇妙な理屈を言って責任回避を決め込む。
続きを読む "長野県建設業年金基金、厚労省監査とは?(2)" »
4年間も不足掛金をなぜ発見できなかった「大手保険会社」とはどこか?
★厚生年金基金の掛金は委託先金融機関に毎月振り込まれる。
過去4年間(2006年7月から)も決められた掛金額が振り込まれず見過ごしてきた金融機関はどこなのか?
幾つかの金融機関を委託先とする厚生年金基金は、原則、総幹事金融機関(生保か信託銀行)に掛金総額が振り込まれ、毎月、総幹事から委託先のシェア別に各金融機関に掛金配分され振り込まれる。4年間で送金されなかった不明金が計21億9千万円とすると、資産残高200億円足らずの厚生年金基金では巨額な未収掛金が存在したはずである。
続きを読む "長野県建設業年金基金、総幹事金融機関の責任(3)" »
会計基準変更、積立不足一括計上、マイナス運用、予定利率引き下げ、給付削減
★企業年金の現状は四面楚歌である。
2010年度上半期の資産運用は、厚生年金基金でマイナス5%強、確定給付企業年金でマイナス3%強と推計される。2010年3月期から退職給付債務の現在価値を計算する割引率が期末の長期国債、優良社債の利回りとなった。ここから、企業年金経営は一段と厳しい経済環境にさらされている。企業年金2012年問題は2000年の退職給付会計導入期の深刻さとは桁違いの深刻度合いである。
続きを読む "企業年金、2012年問題とは?" »
約1兆3400億円の税金投入で給付は保障?
★破綻した年金制度に安易に税金投入していいのだろうか?
地方議員の年金制度である。市町村議員の共済会は2011年度、都道府県議員は2021年度に制度破綻が待っている。
続きを読む "片山善博総務相、地方議員年金廃止を表明" »
「巨額不明金で報告書 詳細明かさず」信濃毎日新聞
★21億9千万円の不明金問題を取り上げているのは信濃毎日新聞だけである。
同紙ウエブ版は、「同基金の調査委員会(中川信幸委員長)は19日、6回目の会合を長野市内で開き、再発防止に向けた報告書をまとめた」と報じている。
続きを読む "長野県建設業年金基金、調査委員会(4)" »
来年の「ねんきん定期便」は個人用IDが通知される予定
★「ねんきん定期便」は2009年度に始まり、10年から毎年通知されることになっている。09年版「ねんきん定期便」は過去の加入記録がすべて掲載。10年版は過去1年分だけの加入記録と過去の加入履歴である。現在もインターネットを通じて自分の年金記録を紹介できるが、日本年金機構(旧社会保険庁)は2011年2月から個人用IDと基礎年金番号を入力すれば、即時に、自分の年金加入記録が表示されるようにする計画である。
続きを読む "ねんきんネット、2011年2月開始?" »
日仏年金改革案の違い。政治も労働者も覚悟がないニッポン。
★フランス労働者の伝統は筋を通すことでは断固として闘うところにある。
「クオリティー・オブ・ライフ」は自分で守るというフランス革命以来の血筋でもあるのか?
年金改革法案に反対の労組ストライキも下火というニュースが流れるなか、10月27日は政府案が上下院で可決となった。それでも28日と11月6日に全土で反対デモを実施するフランス労働者は、改革の良し悪しを脇においても、「反体制」としての矜持は高い。
対する政府、現代のナポレオン・ボナパリストをめざすサルコジ大統領も一歩も引かず、不退転の決意はアッパレである。
続きを読む "フランス年金改革、サルコジ大統領の勝ち" »