「適当な仕事がありそうにない」163万人、対前年で14万人増
★失業率より潜在的長期失業者の増加が深刻である。
2010年9月末の完全失業率は5.0%で340万人と1年前に比べ23万人減少と総務省統計局「労働力調査」にある。「就業者数6309万人と1年前に比べ14万人増加」と同調査にある。しかし深刻なのは、適当な仕事がありそうでもないから就職活動を放棄した潜在的長期失業者163万人(H21「労働力調査詳細集計」)である。前年H20年149万人から14万人増である。
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2010年9月からSCIエマージング市場14%高、NYダウ工業株30種平均11%高、日経平均4%高
★新興国市場にバブルの信号が灯りだしたのか?
「ブラジルは10月、海外からの一部投資に対する課税の強化に踏み切った」「フィリッピンは自国通貨ペソ高を抑制」(日経新聞夕刊11月2日号)インフレリスクの高まりから中国やインドなど新興国で利上げが続き、11月2日は「インフレリスクは中期的に高まっている」「オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は2日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを25ベーシスポイント(bp)引き上げ、4.75%」(ロイターネットニュース)世界中にあふれかえるマネーはどこに行こうとしているのか?
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制度重複加入者を除した実質加入者は1000万人前後か?
★企業年金の2010年3月末の制度別加入状況をみておこう。
2010年3月末で企業年金の延べ加入者総数は1697万人ということだが、ここには制度重複加入者も含まれている。
日本の企業年金は厚生年金基金、確定給付企業年金、企業型確定拠出年金(DC)、適格年金とすると、制度重複加入者、制度単独加入者の実数はどのくらいになるのか?
公的年金加入者のうちどのくらいになるのかを知りたいところだ。企業年金はどの程度、日本の企業に普及しているのか?
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ついに70歳まで雇用延長を画策する政府の「高年齢者雇用確保措置」
★60歳定年は終わろうとしているのか?
厚生労働省は、「希望者全員が65歳以上まで働ける企業の割合を50%、企業の実情に応じた何らかの仕組みで70歳まで働ける企業の割合を20%とすることを目指す」と、「平成22年「高年齢者の雇用状況」集計調査の今後の課題で表明している。
2010年6月現在、65歳まで雇用するための「高年齢者雇用確保措置」の実施している企業は96.6%に進展。今や60歳過ぎも現役が当然の姿になってきた。
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自己負担の月額上限18万円強に引き上げか?
★健康保険の高額療養費制度の見直しが検討されている。
日経新聞朝刊11月8日号は「医療費上限、高所得者上げ」のタイトルで「高額療養費制度」の見直しを一面トップで取り上げている。
「年収800万円~1000万円」のミドル層の健保自己負担の月額上限は、現行15万円を18万円に引き上げる案が浮上している、と同紙は報じている。さらに「年収1000万円以上」の上限は「25万円程度にする案を検討」している。厚労省の社会保障審議会医療保険部会で改正案を論議、「年末までにまとめたうえで、政令の改正に着手。来年夏にも実施」とある。
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75歳以上後期高齢者医療制度廃止、国保保険料6.3万円から9.5万円
★高齢者医療制度改革会議がある。2013年度(H25)には現行の後期高齢者医療制度を廃止、75歳以上の高齢者も若人と同じ制度に加入とする改正案を取りまとめる厚労省主道の会議である。地域で暮らす高齢者は市町村の国保、75歳以上の現役勤労者と被扶養者は協会けんぽか健康保険組合などの被用者健保に加入とするのが課題としている。保険料はどうなるのか?
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給与所得控除、成年扶養控除、配偶者控除、さらに累進税率の引き上げ
★金持ち喧嘩せずで、所得税が引き上げられても国会にデモをかけることはしない。
税金や社会保険を「区別的に」搾り取られても、高所得者が大きな声をあげることもない。
民主党政権の政府税制調査会は、10月9日の会合で、所得税の各種控除の見直しを軸に、高所得者に負担増強化を求める方向で検討している。現在、公表されている見直しのポイントをまとめておきたい。
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新興国バブル、弾ける予感、日経新聞2つの記事
★またしてもバブル経済崩壊の前夜なのだろうか?1987年ブラックマンデー、1990年ニッポンバブル、1997年アジア通貨危機、2000年ITバブル、2008年米国住宅バブルと5度のバブル経済の崩壊を我々はつぶさに見てきた。グローバル経済はバイアグラを飲んで張り切ったりうなだれたりする中高年親父の切ない欲情のくりかえしみたいである。11月12日付け「投資家が懸念する「BRICsバブル」の芽」、11月13日付け「(ウォール街ラウンドアップ)老投資家の不吉な予言」が、今の状況をよくトレースしていて面白い。
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監視強化の狙いは何か?
★厚労省年金局国民年金企業年金課という企業年金の監督官庁がある。この夏頃から、この官庁周辺から確定給付企業年金への立ち入り監査をほのめかす情報がもれ聞こえていた。厚生年金基金は厚生年金の代行制度という役割がある以上、厚労省の行政監査は当然である。2001年設立の確定給付企業年金は企業の労使に自主的な企業年金であるため、行政の直接監査はないものとなってきた。2010年度から行政監査が復活する。
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「利回り1%未満」93.7%
★確定拠出年金(DC)の資産運用、さらにリスク嫌いが拡大。
「運用を始めてから9月末までの通算利回りが1%に満たない人が93.7%に上っている」と、格付投資情報センター(R&I)調査を報じているのは日経新聞11月21日号である。これをもって確定拠出年金(DC)の「運用難」と日経新聞は書くが、確定拠出年金(DC)の運用は制度発足以来、国内株式や外国株式の08年9月までの1年ほどの「運用好調期」でも、70%近い確定拠出年金(DC)加入者はリスク運用に見向きもしていない現状がある。
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課税所得195万円以下でも年間40800円の効果あり
★確定拠出年金(DC)の効能で確実なリターンは非課税効果である。94%の人が1%未満の運用利回り、その半数近くがマイナス運用に難渋している。シとヒが入れ違って、資産運用は悲惨運用とまではいわないが、このままでは確定拠出年金(DC)の良いところはなにもなしである。しかし確定拠出年金(DC)の隠れた利点は、課税繰り延べ効果にある。積立期間中の拠出掛金の非課税、薄い運用益といえども収益非課税、これら非課税効果である。
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月額10,000円の掛金でも年6000円の節税効果
★定期預金の金利は100万円を1年ものでナンバー1はオリックス信託の0.25%である。1年で2500円の利息に税金20%が引かれて2000円である。確定拠出年金(DC)の非課税効果は、課税所得195万円以下の場合で月額10,000円の掛金でも年6000円の節税効果がある。課税所得195万円以下は、年収500万円未満の所得階層でもある。株式投資もマイナス運用、定期預金も良くて実質0.2%の現在、年6000円の節税効果は、なかなか魅力的な金額である。昨日、「「所得控除の効果」を紹介したところ、課税所得別・掛金別はどうなのか?との問い合わせがあったので、厚労省資料から引用掲載しておきたい。
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基礎年金財源不足、約2.5兆円、ついに年金積立金取り崩し
★わかっていてなにもできない政治の無能がさらけだされた。
基礎年金の国庫負担2分の1の財源は、2009年度までに恒久財源を確保することになっていた。2004年の年金制度改正の約束事であった。09年度、10年度は財政投融資特会積立金、いわゆる「埋蔵金」の流用で誤魔化してきた。
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